OneTrust + Salesforce: OneTrustの豊富な統合機能

はじめに

OneTrustには、組織のプライバシーとガバナンスをコントロールするために、お使いのクラウドシステムやデータウェアハウスなどと連携するための統合機能が用意されています。お使いのシステムの中でも特にクラウド環境のものについては、ほとんどがOneTrustの統合機能を使用することで、連携することが可能です。

OneTrustの統合機能を利用することで、前回紹介した記事のようにOneTrustの同意情報をCRMやMAツールと連携したり、OneTrust側で受け付けたデータ主体アクセス要求に対して、ワークフローの処理ステップを自動化することが可能です。

今回のブログでは、人気のCRMであるSalesforceをOneTrustに統合する方法について紹介します。

Salesforceと統合するメリット

多くの消費者は、組織に対して個人情報の取り扱いに関するリクエストやマーケティング活動に対する好みを提示し、その内容がすぐに組織の活動に反映されることを期待しています。

OneTrustとSalesforceを統合する大きなメリットは、こうした期待に応えることで消費者や顧客から信頼を得ることです。

では、実際にどのような統合シナリオがあるのでしょうか?OneTrust製品で用意されている統合フローを確認してみると以下のような例が挙げられます。

  • OneTrust の同意レコードを Salesforce と同期することで、顧客関係管理 (CRM) システムで一貫性もって管理し、個人のプリファレンス(受け取るプロモーションメールのカテゴリや送信頻度)を尊重するとともに、同意内容を正確かつ最新に保つことができます。
  • OneTrustで管理するデータ主体アクセス権リクエストをSalesforceに連携することが可能です。例えばデータ主体からの削除や訂正に関するリクエストについて、ワークフロー内のデータ処理にかかわる部分を自動化するのに役立ちます。

Salesforceとの統合方法

SalesforceとOneTrustを統合する場合、OneTrustの統合機能を使用します。

Step1: ギャラリーからSalesforceを選択する

Step2: 用意されたシナリオからニーズにあうものを選択する

Salesforceを選択すると、あらかじめ用意されたシナリオにもとづくワークフローやウィザードが用意されています。もし、いずれでもない場合には、カスタムを選択し、一から作成することも可能です。

今回のブログでは、「Onetrust のデータ主体からの削除リクエストの処理にもとづき、Salesforce側の連絡先(Contact)オブジェクトのレコードを削除する」ケースを例に紹介します。

ギャラリーの中から「DSAR: 連絡先の削除」を選択し、SalesforceのAPI Credential情報等を入力し進めると、自動的にワークフローが作られます。

Step3: ワークフローのカスタマイズする

処理フローをカスタマイズする場合などロジックの追加、修正を加えます。

注意したい点として、デフォルトでは、トリガー条件はデータ主体アクセス権対応のワークフロー内のいずれかのステージでサブタスクが作成されれば、どのサブタスクが作成されたかに関係なく実行される設定となっています。

これでは、削除リクエスト以外でも削除処理が走る可能性があるため、必ずデータ主体アクセス権対応の処理ワークフローで削除の場合に作成されるサブタスクを条件とするように変更する必要があります。

OneTrustの豊富な統合リスト

OneTrustの統合機能はSalesforceだけに限りません。統合機能がサポートする統合対象リストは、ほとんどの人気のSaaSやデータベース、DWH、ストレージをカバーしています。

もし、お使いのシステムがサイトに掲載されていない場合でも、Rest APIなどで接続可能であれば、Generic接続でほとんどが連携可能です。

また、今回ご紹介したシナリオは「Onetrust のデータ主体からの削除リクエストの処理にもとづきSalesforce側のレコードを削除する」というシナリオでしたが、「OneTrustの統合機能内でSalesforceの情報を取得し、OneTrustの情報を更新する」といった柔軟なシナリオやロジックを実装することが可能です。

さいごに

今回はOneTrustの豊富な統合機能の一例としてSalsforceとの連携シナリオを例に紹介しました。OneTrust側ですでに用意されている統合フローを活用すれば、一から統合のためのフローを作成する必要はありません。

ただし、実際お使いのシステムと連携するとなると、接続先のAPIの仕様を理解したり、クセのあるOneTrustの統合フローの実装方法について学習するなど、それなりに時間がかかる可能性があります。

そこでOneTrustの統合機能に関して豊富な導入経験をもつ我々TrustNowの出番です。

OneTrustと他システムの連携が必要なお客様で、自社にて統合フローの実装が難しい場合は、ぜひ弊社までこちらよりご相談ください。

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